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『爽醸 久保田 雪峰』のこだわり/楽しみ方|朝日酒造オンラインショップ
日本に、もっと自然を楽しむ文化を。
仲間との極上のひとときを、
自然との究極の一体感を、
「久保田 雪峰」とともに。
「雪峰」とは?黒と白の違い
『久保田 雪峰』とは、アウトドアブランドのスノーピークと朝日酒造が共同開発して誕生した、アウトドアで楽しむ日本酒です。2017年に誕生し、2019年には第二弾となる『爽醸 久保田 雪峰』が登場しました。
※商品名の”雪峰”は、雪の峰=snow peak=スノーピークを意味しています。
雪峰の始まりは、スノーピークから朝日酒造への提案でした。夜、焚き火にあたりながらじっくりと味わう飲み物が欲しい、と考えたスノーピークが思いついたのは日本酒。そのコラボ先は、イベント出展などで縁もあり、同じ新潟で酒造りを続けていた朝日酒造しかいないと考えたのです。
そんなきっかけで始まった、「アウトドアで楽しめる日本酒」の共同開発。朝日酒造の方で試作品を数種類造り、両社によるテイスティングで選ばれたのは、朝日酒造としては「ワイルドすぎる」と候補から外してしまうような味わいの酒でした。しかし、キャンプではバーベキューやグリル料理など、味の濃い料理を食べることも多いので、この味わいに負けないのはこれしかないと納得し、雪峰の力強い味わいが決まったのです。
さらに、スノーピークによるボトルデザインも斬新なものに。漆黒のボトルに黒のプリントで刻まれた「久保田」の文字が目を引きます。これまでの久保田とは全く異なるデザインは、コラボだからこそ生まれたもの。雪峰の発売後、お客様からの評判がよく、両社はさらなる展開を考え始めます。外で日本酒を飲むシーンはキャンプ以外にどんなシーンがあるかと考えた時、日本人が古来より外で酒を飲むタイミングである花見を思い浮かべました。
雪峰の発売時期は7月だったので、それであれば春を楽しむのにふさわしい雪峰があってもいいのでは、と生まれたのが“爽醸”です。春らしい味わいを考え、雪峰とは全く異なる爽快で軽やかな味わいに。そして、雪峰は夏から秋の夜に焚き火を見ながら楽しむ酒、爽醸は春の昼に青空の下楽しむ酒と考え、デザインも黒と白という対照的なデザインになりました。
こうして生まれた雪峰と爽醸は、今では多くのお客様のアウトドアシーンを彩っています。
造り手が「久保田 雪峰」に込めた想い
(写真左)朝日酒造 商品開発部部長 田村博康さん
「久保田 雪峰」という新たな日本酒が生まれるにあたって、はじめにアイデアの種を蒔いたのはスノーピークでした。さまざまなコラボを行なっているスノーピークですが、そのほとんどはコラボ先からの申し出によるもの。オファーをもらったものの、お断りする場合も少なくないと言います。そんななか、朝日酒造とのコラボは数少ない、スノーピーク発信のプロジェクトでした。
「当時、さまざまな切り口で『キャンプで楽しむ飲み物』を考えていて、爽快でライトに楽しめるものという方向へ進んでいました。一方で『夜、焚き火にあたりながらじっくりと味わう飲み物』が欲しい気持ちも強くなってきたのです。選択肢に日本酒がふと浮かんだとき、同じ新潟で酒造りを続けてきた、長いスパンでお付き合いできる酒蔵というと、朝日酒造さんしか考えられませんでした。しかも、久保田という確固たるブランドを築き、硬派なまでにそれを守り抜いている。自分たちのブランドを大切している我々にとっても、その姿勢は共感できるものでした」
そう語るのは、スノーピーク執行役員・企画開発本部長CPDOの林良治さんです。
「キャンプで日本酒を飲むなんて、考えもしませんでした」と振り返るのは、久保田の新商品開発に携わっている朝日酒造の商品開発部部長・田村博康さん。それまで朝日酒造が他企業と手を組まなかったのは、実直なまでに品質本位の酒造りを続けてきた反動もあったのではないかと田村さんは話します。
「とにかく日本酒を極め、いかに美味しく飲んでいただけるか。そう考えたとき、我々にできるのは真摯な酒造りを続けることだと信じてきました。ですから、誰かと組むことが美味しさにどう結びつくのか、意識できていなかったのかもしれません。けれど、社長が『久保田をもっと楽しめる可能性やシーンを考えていこう』と掲げた矢先での申し出だったので、良いタイミングでした」
また、同じ地元企業として、スノーピークが主催するイベントにも朝日酒造はここ数年出展していました。お互いの考え方を理解し信頼関係を築いてきたことも、コラボを後押しするきっかけとなりました。まさに相思相愛で、プロジェクトが始まったのです。
(出典:当社が運営するWEBマガジン「KUBOTAYA」記事より。役職は記事発行当時のものです。)
アウトドアで日本酒を楽しむ
アウトドアやキャンプに日本酒をおすすめする理由はいくつもあります。例えば幅広い温度帯で楽しめる、季節の日本酒を四季折々の風情とともに味わえるなど。それぞれを詳しくみていきましょう。
どんな温度でも楽しめる
キャンプと言えばビールやチューハイなどを飲む人も多いですが、それらのお酒は冷やしてこそおいしいもの。その点、日本酒は冷酒、常温、燗酒と幅広い温度で楽しめるので、クーラーボックスで持ち運ぶ必要もありません。夏は川でスイカと一緒に日本酒を冷やしたり、冷凍フルーツを持参して日本酒サングリアを楽しんだり、寒い季節は焚火を囲んで燗をつけたり、楽しみ方は無限大です。日本酒が、思い出深いキャンプを彩る存在になることでしょう。
季節の酒を風情豊かに楽しめる
日本酒のもうひとつの特徴は、季節の酒があるということ。それらの酒をよりおいしく味わうには、自然の中で、移りゆく季節を感じながら堪能するのが一番です。春は花見酒として春限定のお酒でお花見を、夏は夏酒や日本酒をロックで楽しみ、秋には月見酒としてひやおろしや秋あがりなど秋限定のお酒、冬のキャンプでは雪見酒や燗酒をたしなむ。これぞ、最高の味わい方と言えるのではないでしょうか。とっておきの季節の日本酒が手に入ったら、ぜひキャンプで味わってみてください。
商品情報
爽醸 久保田 雪峰
春を楽しむための「久保田 雪峰」
「爽醸 久保田 雪峰」は「アウトドアで日本酒を楽しむ」というコンセプトのもと、アウトドアブランドのスノーピークと朝日酒造の共同開発によって2019年の春に誕生しました。自然を愛でながら楽しむ日本酒は、この季節にぴったりの一杯です。
マスカットやマスクメロンのような爽快でフレッシュな香りとともに、甘味・酸味の調和の中に、米の旨味がほんのり広がります。
久保田 雪峰
2025年6月中旬予約開始予定
山廃仕込みの懐の深い味わい アウトドアで楽しむ純米大吟醸酒
『日本に、もっと自然を楽しむ文化を。』このような想いを込めた、アウトドアで楽しむ日本酒というコンセプトの「久保田 雪峰」。山廃仕込みがもたらす絶妙に調和した懐の深い味わいが特長で、素朴で力強いアウトドア料理にもバランスよくマッチし、季節や好みに合わせた温度で楽しむこともできます。仲間との極上のひとときを、自然との究極の一体感を、「久保田 雪峰」から。
「飲み比べ」におすすめの大吟醸酒

久保田 翠寿【期間限定】
華やかでみずみずしい久保田の生酒
華やかな香りとともに上品な甘味が広がり、後味はすっきり。アルコール度数が14度と軽やかな味わいです。加熱殺菌を一切しない「生酒」のため、フレッシュな香味を感じられるのも「久保田 翠寿」の魅力

久保田 純米大吟醸
上質をカジュアルに
香り、甘味、キレが融合した、新しい美味しさを追求したモダンでシャープな純米大吟醸酒。上質で華やかな香り、甘味と酸味が調和した味わい、久保田らしいキレのよさが、口の中でハーモニーを生み出します。

久保田 萬寿
特別な時を彩る『久保田 萬寿』
1986年に発売された『久保田 萬寿』。発売以来、多くのお客様の特別な記念日を彩ってきました。その特別な時を彩るのにふさわしい味わいを、常に磨き続けてきています。
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